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ソリティア関ヶ原の戦い
ハガキサイズの一人用ウォーゲーム
『ソリティア関ヶ原の戦い』は一人プレイ専用のミニサイズのウォーゲームです。
慶長五年の役、いわゆる関ヶ原の戦いの本戦を、プレイヤーは西軍指揮官の立場でプレイします。東軍はゲーム・システムが管理し、ルールにしたがって攻撃/反撃します。このシステムは『独ソ戦ソリティア』(国際通信社)のシステムを一部参考にしています。
関ヶ原の戦いは、西軍小早川秀秋らの裏切りによってその勝負がついたとされています。そのため、ゲーム化する際には小早川秀秋ら軍勢に対する調略の要素が盛り込まれることがほとんどです。しかし、これはゲームシステムを複雑にしたり、また裏切った史実を知るプレイヤーがあらかじめ裏切りに対して予防線を張れるなど、システム上の問題が起きやすい要素でした。
そこでこのゲームでは、小早川秀秋が最終的に裏切りを実行に移すきっかけになった「家康本隊による松尾山への鉄砲の斉射」に着目し、家康がしびれを切らして前進を開始する=裏切り=西軍敗北と紐付け、「家康本隊が前進を開始するまで」に勝負をつけないと西軍敗北という勝利条件を設定しました。
これは西軍にとってはかなり高いハードルですが、対戦相手を確保する必要もなく何度でも挑戦できるソリティアならではの勝利条件です。歴史のifに挑戦してみてください。