htmlドキュメントの初期設定

ドキュメントタイプ宣言

htmlの最初にはドキュメントタイプの宣言が必要で、主に下記の3種類あります。

  1. <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
  2. <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 //EN">
  3. <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Frame set//EN">

特に理由がない限り、2番を使ってデザインします。GoliveCSでは、新規書類には1番が自動的に書き込まれるので、ソースから編集します。CSSによる疑似フレームは1番でないと作れません。

1番は古い(HTML3.2の)デザイン用のタグなどが使えるもので、表現の揺らぎを許容するものです。しかし、スタイルシートを使ったページを作る際、これが仇となって文法通りに表示できなかったりすることがあります。したがってスタイルシートを使ったサイトを作る際は2番を使用します。3番は1にフレーム機能に関する仕様を加えたもので、フレームを使う際に必要な宣言ですが、業界的にフレームは使わない方向に進んでいます。

言語環境

メタタグを使った、文字コードの宣言をします。

日本語サイトの場合は

<META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;charset=Shift_JIS">

英語サイトの場合は

<META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;charset=ISO-8859-1">

となります。
「ISO-8859-1」は、欧米で一般的に使われる文字コードです。他の文字コードとしては、簡体字中国語ならば「GB2312」、繁体字中国語ならば「Big-5」、韓国ならば「euc-kr」にします。

ページサイズ(ウインドウサイズ)

調査結果によると、一番多いウインドウサイズは1024×768で6割。
次に多いのが、1280×1024で2割。
以下、1280×800(768)と続く。
800×600は数パーセントだけど、一応無いこともない感じで、もしかしたら古いマシンを使い続けている高年齢者ユーザーに多いのかもしれない。

なので、ページサイズは一般的には横幅800で作成する。IEなどだと、ウインドウの横にお気に入りなどのウインドウを出すことが多いのでそれも考慮すると、ますます800が無難。明らかにターゲットの環境がよいと分かっているコンテンツならば(例えばネットゲームとか)ならそれ以上もあり。