【The Tower of AION 】タワー オブ アイオン -永遠の塔- プレイ日記

これは、あまり攻略情報なども気にせずに、ちわわんが気ままにまた〜りプレイして思ったつれづれを書き留めるというコンセプトの日記です。

●2009年8月2日 キャラメイク

なにはともあれ、キャラメイクからです。プレイヤーキャラクターは、最初4つのクラスから選び、それから外見をカスタマイズします。

クラスは定番の戦士系のソードマン、僧侶系のクレリック、魔法使い系のウィザード、そしてシーフ系的なポジションのストライダー。ある程度育つと、上級職に転職して8つに分かれるということで、だいたいおおかたの予想を裏切らないクラス構成ですが、ソードマンは防御力がメインでアタッカー的にはサブ。ストライダーは防御力は心許ないけどもアタッカーというところが特長と言えば特長でしょうか。

ちわわんはソロプレイの時間が長くなりそうなので、多少はソロでもやっていけそうなストライダーを選択しました。

キャラクターの外見のカスタマイズですが、テンプレートでもかなりバリエーションがありまたかなり日本人好みのものもあります。海外のゲームは、この段階で拒絶反応の起こるものが多いのですが、AIONに限ってはそういう感じは一切ありませんでした。フェイスの調整項目だけでも25項目あり、髪型やワンポイントなどもなかなか粋です。

さらに驚くことには、体格の調整もかなり自在で、身長やBWHの調整はもちろん、肩幅や手足の長さの調整も個別に出来るに至っては、このキャラクターメイキングの部分だけでかなり遊べてしまいました。背丈や太い細いの幅がかなりあるので、ドワーフもエルフも作れそうです(見た目似せるだけですが)。

もっとも、最初にプレイするキャラクターはあまり極端にふざけてしまうのもどうかと思って、実に普通になってしまいましたが・・・。

もちろん、AIONは装備品(武器、鎧、アクセサリーなど)に応じて見た目が変わるわけで、これだけ思い入れて作ったキャラクターに何を着せるかを考えるとわくわくが止まりません。もっとも装備傾向を考えると、重装備の出来ないストライダーはあまり着替えの幅が無いのかもしれませんが、AIONでは装備品を染料で好きな色に染めたりできるようなので、まぁきっと杞憂でしょう。

名前については、日本語もOKでした。これも地味ながら、うれしいですね。日本語化されててもキャラクターネームは英語でないとダメ、というようなネトゲはいっぱいありますからね。

そんなこんなでずいぶんと時間をかけたキャラメイクが終わり、ようやくプレイ開始です!

●2009年8月5日 傭兵になる

最初は定番通り街から始まる・・・のかと思いきや森の中からのスタートでびびりました。とにかく、そばのNPCに話しかけて当面のすべきことの説明を聞きます。

かの地のMMORPGは、昔からチュートリアルが優れましたが、AIONはより一層進化していて、NPCたちの説明に加えて画面上に補足説明・動画がキープされて自分が納得するまで参照できる他、受けたクエストは全てメニューから参照できる仕様。しかも参照時に、分からない用語は辞書的に引けたり、場所については地図にマーキングで表示されたりするという優れっぷり。これなら、たまにしか遊ばない人でもクエストを忘れることなく遊べると思われます。

戦闘は普通にターゲットをダブルクリック。ここでも攻撃のモーションが良くできていることに関心。海外ものにありがちな、めったらやたら振り回すだけの戦闘とは違ってメリハリあるアクションです。戦闘後のダメージ回復も驚くほど早く、ほとんど休まずにプレイが続けられるのも今風でしょうか。スキルのショートカット登録できる数も多くて、セットで切り替えられるのも使えそうな印象(その恩恵にあずかるにはレベルが低すぎるので)。と、インターフェイスも非常に洗練されてます。

フィールドは単にグラフィックに力が入っている、と言えばそれまでなのですが、そう切って捨てるには惜しい作り込みです。ステージ、というよりは世界、という言葉がふさわしいような・・・そんな、レベルの違いを感じます。ちわわんにとってはそういう風景を眺めるのも楽しみなので、先々の期待がふくらみます。空の景色、色の変化一つをとっても幻想的ですが、雨が降り出した時のキャラのアクションには、これまた感激してしまいました。

散策の道中、川を見つけたので試しに入ってみたのですが、その水面の美しさにしばし見とれてたり。先に進むにつれ深くなってておぼれかけましたが、どうやらその先もあるようなので、「翼」を持てば行けるのかも。

「AIONはプレイヤーが空を飛べるため、普通のRPGならば見えないが故に作らなくて良いような部分(家の屋上とか)までも作り込まないといけない」といった開発者の談を読んだのを思い出しました。きっとそうしたごまかしのきかない作り込みがフィールドのリアリティにつながっているのではないか、などと勝手に思って納得したりしています。

そうこうしているうちに最初の村に着きました。ようやく買い物が出来そうです。

●2009年8月9日 新スキル獲得

最初の村であるアカリオス村で各クラスのマスターを発見。早速スキルブックを購入しました。AIONでは、レベルが上がると勝手にスキルを覚えてくれたりはしません。ちゃんと自分で身につけなければならないのです。新たに購入したスキルブックはサドンアタック(不意打ち)とハイド(ステルス)。しかし覚えるにはレベルが足りないのでたまってきたクエストを消化に行きます。

AIONの良くできたところの一つがNPCです。町の入り口に立っている警備兵は、村に入ろうとするモンスターがいるとこれと戦闘してちゃんと退治したりしています。その戦闘にプレイヤーが加勢することも可能(しなくてもちゃんと退治してくれますが)。こういう作り込みが、AIONの世界観の構築にとても重要な役目を果たしているように思います。序盤のクエストでモンスターの巣窟から盗まれた村人の荷物を回収してくるクエストを受けたのですが、この周辺のエリアは傭兵たちがほとんど制圧していて平和、との設定通り、モンスターの巣窟に行くとNPCの傭兵がいてPOP(出現)するモンスターがいるとすぐに退治してくれるので、巣窟とのイメージから大苦戦を想像していたらあっさり終わってしまいました。こういう作り込み、うれしいなぁ。

そうこうしているうちにレベルも上がって、サドンアタックとハイドを習得。サドンアタックは背後から攻撃すると初撃のダメージが飛び抜けて高くなる不意打ち系の攻撃で、ハイドは敵に見つからなくなるステルス系のスキル。組み合わせると、敵に見つからずに近づいて背後から攻撃できるようになります。また新たにカウンターを覚えました。これは敵の攻撃を「回避」した場合にのみ使用可能な反撃スキル。ストライダーは、初期状態で、ほんの数秒だけ攻撃を回避できるスキルを持っているので、これと組み合わせて意図的なカウンターが可能に! こういう、スキルを組み合わせたコンボを見つけるのもなかなかに面白いです。これで一気に戦闘力が向上したので、これで今度は村向こうのクリオネ湖周辺のクエストを進めます。クリオネ湖は、魚の幻影が空を泳いでいたりするとても幻想的な湖。ここにもモンスターが山盛りいるので、これらを討伐してきます。ここまでくると初めてアクティブ(自発的にプレイヤーを攻撃してくる)のモンスターが出てきて、先のスキルが役立つように。ついでに、食物採集のクエストもやって、採集スキルをあげておきます。きっとあとあと合成などで役立つに違いない。

アイテムも結構たまって、売って装備をグレードアップ。拾ったアイテムのなかに武器や防具があることもあるのですが、売り物にしかならないものばかりかと思いきや、時々とても性能の良いものがあります。単に性能の良いものもあれば、装備は魔石とかでカスタマイズも出来るのですがその部分で柔軟性の高いものなどもあるのでうれしいですね。

さらにレベルが上がったので、ソウルスラッシュを習得。これもストライダーが初期状態で持っている攻撃スキル、クイックスラッシュの上級版ですが、クイックスラッシュから連続してソウルスラッシュにつなげることで二段コンボになるというもの。たいみんぐ良く繋がないと発動しないので、実践で使う際にはちょっと緊張します。なかなかいろんな要素があって面白い!

そんなで村周辺のクエストはあらかたコンプリート。そろそろ北へ遠出です。

●2009年8月16日 クラスチェンジ

レベルも上がって北に向かいます。「伐採場」とか「廃鉱」とか、いかにもな名前のところに行くとモンスターはさすがにアクティブばかり。そうでないものも、リンクしたりします。なかなか気が抜けません・・・というか、油断から敵にリンチされて何度か戦闘不能になってしまいました。

ただ、AIONでは戦闘不能になっても、町にもどればお金を払って経験値ロストを回避できます。額もそれほど高くないし、かなり良心的(?)ですね。街からいくつかの拠点までは、鳥に乗って移動できたりするので移動も楽。というか、そもそもキャラクターは基本的な能力として、一定時間ごとに自分が設定した地点まで戻れるスキルを持っていたりします。このレベルになって初めて気づいたよ...orz

というわけで、恐れを知らずにどんどん敵地に突っ込んでって経験値を稼ぎます。そうこうするうちに転職クエスト発生。過去の世界に行くと「おお、装備変わってるし」とか妙な感動したり。無事クエストこなせたのでクラス選択。遠隔攻撃に特化したボウ・ウイングになるか、近接戦闘に特化したシャドウ・ウイングになるかの選択が出ましたが、それはもちろんシャドウ・ウイングですよ!って、転職しても何か急に変わるわけでなく。新しいスキルを覚えて、シャドウウイングらしい活躍はそれから、ということみたい。

もう次の街には行けそうなのですが、まだこちらにクエスト残ってるし、それを片付けてから行こうかなとか、またりまたりのプレイです。

●2009年8月25日 天空の城

今更ながら気づいたのですが、なんとストライダーは二刀流が可能! スキルに「両手武器」があるのに、両手剣とかが装備できないしおかしいなと思っていたのですが・・・やってみたら戦闘力めっちゃ高いし! 二刀流の構え、アクション、めっちゃかっこいいし! さらにまたストライダーに惚れてしまいました。

そんなで意気揚々とクエストを進め、ポエタ地方のはおおかたコンプリートしたので、そろそろ頃合いと天空の城エリュシオンに行きました。

エリュシオンは、天族の城にふさわしい荘厳さを漂わせる巨大な城です。城の縁から除くと、下には雲と地上らしきものが見えます。10レベル前で天空城に行ける、という筋書きはかなり太っ腹(?)。ここでミッションやクエストを進めて、早速次なるエリアへの道が開けましたが、先を急がず、せっかく天空城に着いたのですから、のんびりと散策することにしました。するとまあ、面白い発見があるある・・・

以前からRPGで、どうして床屋がないのか、たまに気分で髪型や色を変えられてもいいじゃないか、と思っていたのですが、なんとAIONにあったのですよ。それも髪型だけでなく、顔や体型までも変えられる店が(というかキャラメイクの修正がまるまる可能)。さらに驚くべきことに、武器や防具のデザインを変えられる店も発見! 見た目ローブなのに実はプレートアーマーとか、そういうのも可能みたい。AIONでは対人戦があるので、そういう見た目のフェイクも大事なのかも。ちわわんはどちらかというと、デザインにこだわりそう。染料を手に入れると、色も付けられるようですし。さらにさらに探索すると、性別を変えるNPCも発見。さすがにこの世話にはならないと思いますが、この徹底ぶりはなかなかのものです。もちろん、自由に何度も変えられるわけではなく、特殊なアイテムが必要なようですが。またこの都市にはアイテム合成系の工房も多数あり、レシピを身につけられるよう。一体、何から手に付けようかなぁ。

●2009年9月5日 大空へ

天空城を一通り散策したのでポエタに戻りました。残してきたミッションが、どうにも気になったので。

そのミッションとは、「アビス通路の破壊」。ティモリア廃鉱に潜入してその名の通り、アビス通路を破壊してくるミッションですが、廃鉱の入り口のモンスターの強さとそのたむろっぷりからすると、10レベルあたりではどうもパーティでトライするミッションっぽく、それで躊躇していたのですね。

しかしながら、冒険は危険を冒してナンボ、ということで単独ミッションに挑戦です! といっても、ストライダーのハイド能力を使って戦闘を回避しつつ鉱山に潜っていくメタルギアソリッドプレイ。たくさんいるわいるわの中をどんどん進み、最深部にたどり着いてボスの背後に回り込んで無理矢理一騎打ち、勝利! ってことで、ちょっと強引にクリアしました。

そんなで、次のステージへ、ということでベルテロン地方に向かいます。ベルテロン地方はまあポエタよりは強い敵がいる(当然か)地域ですが、最初に飛行可能になるエリア。早速試してみると、これがまあ、想像以上にいい感じです。

最初はふわふわ浮いているだけでしたが、滑空のコツをつかむと飛んでる感じがでてきます。長時間は飛べないのと、あまり高いところから落ちるとダメージを受け、最悪死んでしまうので要注意ですが、飛行しながらの戦闘は攻撃力が上がったりするような得点があったりするようで、空中戦もなかなか大事な要素になりそうです。ここでの最初のミッションは、空中に浮かぶ破片を破壊するミッションで、そのミッション自身も飛行でしかたどり着けない塔の上で受けるというあたり、ちゃんと飛行を使えということなんでしょうね。

このエリアもプレイヤーが多くて、ちょっと賑やか。しばらくはここでレベル上げにいそしむつもりです。


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